人見知りの私が社長になるまで 番外編③
詐欺、横領、仲間割れ、クーデター、男女問題、裏切り、etc……
あなたは、こういった事を経験したことはありませんか?
人生経験の長い方ほど、当然様々な事があったと思います。
会社経営をしていると、人生が凝縮されたかのように、
短期間で、いろいろな問題が起きます。
私だけではなく、身近な経営者から、「そういえば・・」という感じで
似たような問題が起きたという話しをよく聞きます。
私も、創業してから、いろいろな問題が数多く起きました。
特に、創業3年目にあたる29歳~30歳の頃は、かなり悩んだ時期でした。
詳しくは本編で書きますが、
人の身勝手さを痛感する出来事が沢山あり、
あまりにも人が憎くて、ここだけの話ですが「殺してやりたい!」と、
殺意を抱いた事もありました。
あくまで、心の中の出来事です。
当然、実際は行動に移していません。
あなたも、口には出さないものの、
人を憎んで「殺してやりたい」と心の中で、
思ったことはありませんか?
きっとその時は、すごく人相が悪くなっていると思います。
私も、当時はそうでした。友達から、目つきが悪くなったと、よく言われました。
同時に、ストレスで、髪の毛をブラシする度に、ごっそり抜けてしまう事態になりました。
何故この時期に、髪の毛が抜ける位に、悩む事が起きたのか?
それは、ちょうど29歳~30歳の時期というのは、人生の課題に挑戦する時期だからです。
占星学では、サターンリターン(土星回帰)と言われています。
土星の公転周期は、30年です。30年掛けて、太陽の周りを一周します。
ですので、29歳~30歳で、ちょうど生まれた時と同じ位置に、土星が戻ってくるのです。
だから、サターンリターン(土星回帰)なのです。
決して、サタン(悪魔)がやって来るという、意味ではありません。
それでは、土星の持つ意味とは、なんなのでしょうか?
太陽系には、月を入れて、地球を除くと、10個の星があります。
占星学では、それぞれの星に意味があります。
あなたもご存知の、生まれの星座とは、生まれた時に、太陽がどこの星座に位置しているかの
太陽星座の事です。よく雑誌などで出ている星占いは、太陽星座しか見ていませんから、
十分の一でしかありません。
本当は、10個の星からみないと、本当の占いではないのです。
例えば、私の場合、太陽星座はかに座で、月星座はてんびん座です。
太陽の意味は、表面的な資質です。車で例えると、エンジンやボディーにあたります。
月の意味は、感情的な資質です。車で例えると、ハンドルさばきです。
これで見ると、かに座の象徴は母性ですので、表面的には、女性的で母親のような
愛情が溢れているというのがわかります。
その証拠に、付き合いで嫌?ながらも、キャバクラに行くことがありますが、
キャバ嬢からは「やさしそうですね」と、よく言われます。
やっぱり、キャバ嬢は人生経験が浅いせいなのか、人を見る目はありません。
実は、私の内面の資質は全く逆なのです。
内面を表す月の星座は、天秤座です。
天秤座の象徴は、かに座とは正反対の合理主義です。
感情的には、その場の感情に振り回されることなく、
合理的で無駄のない考え方をするという事です。
つまり、マーチやヴィッツといった女性的な車を乗っていますが、
運転は、キビキビとした男性的な運転をするといった感じです。
表面的な印象と、内面は逆なのです。
どうでしょうか?当たっていますでしょうか?
私の中では、結構当たっているなーと思いますが。
得てして人は、表面と内面は正反対の事が多いのです。
あなたは、どうでしょうか?
少し話しが横道にそれましたが
土星の意味とは、何なのかと申しますと、ズバリ「人生の課題」を意味しています。
サターンリターンとは、人生の課題に対して挑戦する時期なのです。
人生の課題に対して、逃げずに立ち向かう事で、ギフト(いい事)が用意されているようです。
もし逃げてしまうと、次のサターンリターンの60歳まで、同じサイクルの人生を、30年間送ることになります。30年にたった1回しか、巡って来ない成長への大チャンスなのです。
私の場合、サターンリターンに逃げずに立ち向かうことで、後の会社の発展という、大きなギフトを受け取れました。
このような感じで現実を俯瞰してみると、すごく客観的に考えることができ
感情に振り回されることがなくなります。
このことを、心理学では「メタ認知」といいます。
自分自身やその周りの全てを、人形劇を見るかのように観察する、物の見方です。
これからのビジネスマンには、必須の能力だと思っています。
この番外編でお伝えしたい、「劇場思考」「神話の法則」も一種のメタ認知する
為の方法論です。
これから、遂に「劇場思考」「神話の法則」の全貌を、ようやく公開します。
知る覚悟はよろしいでしょうか?
これを知ってしまうと、もしかしたら後悔してしまうかもしれません。
「知らなかったほうがよかった」………「もう知らなかった頃の自分には戻れない」……….と
知ることによって、今までの人生を否定してしまうような、苦しみを味わうかもしれないのです。
それでも、知りたいですか?
「ぜひ教えてください!!」
わかりました。
そこまで言うのでしたら、お教えしましょう。
あなたの勇気に敬意を表します。
たった今より、あなたは人生物語の勇者となりました。
それでは、勇者の新しい冒険の旅のスタートです。パチッパチッパチッ……拍手!!
早速、「劇場思考」「神話の法則」を表した、究極のグラフをお見せします。
このグラフは、宇宙の真理を顕しています。
決して、大げさに言っている訳では、ありません。
宇宙の発生、生物の進化、恋愛のシナリオ、人生の紆余曲折etc.
全て、このグラフを深く理解すると説明できるのです。
根本は全て一つなのです。
かのレオナルド・ザ・ヴィンチは、このグラフの事を、黄金比とも言っています。
本当に究極のグラフですから、集中する為
たった今から部屋に鍵を閉めて、こっそりと
一人で見てください。
準備は、よろしいでしょうか?
それでは、お見せします。ジャーン!!
これが、究極のグラフです。
マーケティング用語では、普及曲線(Sカーブ)と呼ばれ、生物学では
繁殖曲線とも呼ばれているものです。
っといっても、説明しないと訳がわからないと思います。
このグラフを理解すると、様々な事がわかりはじめるのですが
全てを説明しようとすると、一冊の本になってしまいます。
ですから、まず今回で理解して頂きたいのは、
このグラフから、人生や組織上で起こる問題のパターンがわかるという事です。
グラフの冒頭でも書いてありますが、
パターンがわかれば、パターンから抜け出すことができます。
つまり、問題が来るタイミングを予想し、その解決策を事前に準備することが可能になるのです。
この問題解決方法は、はっきり言って凄いです。
なぜなら、問題が起こる前に解決することが出来るのですから。
この、方法論は、問題は、起こるパターンが決まっていることが前提になります。
結論から言えば、問題は、神話の形式に沿って起こるのです。
このグラフは、実を言うと、世界各地、古今東西にある神話のストーリーを表したものです。
以前にも軽く触れましたが、ハリウッドのヒット映画のパターンは、神話のパターンをモチーフ
しています。「スターウォーズ」、「タイタニック」、「千と千尋の神隠し」、「Shall Weダンス?」
など、ヒットする映画はすべて神話のパターンをベースに作られています。
舞台や配役がそれぞれ異なっていますので、ぜんぜん違った映画に見えますが、物語の展開
だけに絞って分析してみると、ハリウッドのヒット映画はすべて同じ構成になっています。
実は、この「山本代表が激白」も、神話のパターンを意識して、第1回から書いていました。
同じ内容を、ブログで公開していますが、「夢中になって一気に読んでしまった」というコメントを、嬉しい事に数多くの方から頂いております。
このようにして、ハリウッド映画のように、同じ物語の展開を見ているに過ぎないのに、
あなたを始め、多くの人たちが飽きもせず、毎回、喜んでお金を使っているのです。
要するに、顧客を感動させる公式がここにあるわけで、ハリウッド映画の天才監督は、
当たり前のように、この公式を使っているのです。
ちなみに、プラチナラインのアポトークも、実はこの公式を使っています。
ハリウッド映画は、グラフのように3幕構成に分かれていて1幕1幕に必ず障害が起きます。
ここからが重要なのですが、あなたの人生においても同じようなタイミングで起こるのです。
よく2度あることは3度あると言いますよね。
それは1幕目で解決した問題はもう起こらないが、2幕目で同じ問題があったらそのパターン
にはまり込んでいるから、3幕目には大きなクライマックスがあるからなのです。
こういう構造を知っていますと、問題が起こったときに、根本的な解決が得やすいのです。
なぜなら、一つ目の問題が起こったところで、「あー、これは、シナリオ全体でみれば、第一幕の終わりの問題なんだ」と解釈できます。
その際に、感情に流されず、次のミラクル・クエスチョンをします。
・ いったいこの問題によって、私はどんな学びを得ようとしているのか?
・ この問題が第1幕の終わりだったとしたら、第2幕にはどんな問題がくるのだろう?
この最終的な学びを得るために、無意識のうちにシナリオを描いており、そのシナリオに沿って、
問題が発生しているのです。
すると、その学びの内容がわかれば、2幕目の問題が起こる前に、予防・準備しておくことが
可能になるのです。すると実際は、必要な学びを得てしまっているので、2番目、3番目の問題は起こらないことになってしまうのです。
本当?そんな不思議なことがあるの?と疑われるかもしれません。
しかし、私があなたに嘘をついても何の得もないし、また、あたなが、この思考方法が役に立つか
どうかを実証するのに、お金はかからないのです。
問題が起きたときに、このような「劇場思考」で考えてみれば済むのです。
しかし、どうしてこういうパターンがあるのでしょうか?
これは私の仮説ですが、昔から語り継がれてきた神話のパターンが、我々の潜在意識に染込んでいるのです。しかもそれは個人の潜在意識ではなく、人類全体の潜在意識の中に
プログラミングされているものです。
人間は潜在意識に埋め込まれた自動思考パターンによって、行動を起こす。
だから、大抵の人は(もしくは組織)は3回の障害を経てから、学びを得ようという設計図を、
無意識のうちに描いてしまう。
シェークスピアは、「人生は劇場だ」という言葉を残しましたが、それは単なる比喩ではなく
現実を正確に表現したものなのです。
この学びのための演劇を、グループ全体で行っているのが会社や家庭なのです。
だから会社や家庭で問題解決を効果的に行っていくためには、1つ目の問題が起こったときに
それがどういう学びを得るためのシナリオで起こったものなのか、一生懸命考えることが鍵。
その学びが終わってしまえば、二度目の問題も、三度目の問題も起こらない。
仮に二度目の問題が起こったとしても、事前に防御策ができているので、痛手にならない。
最近流行っている、「熟年離婚」も、この考え方をすれば、回避できるかもしれません。
こういう思考習慣を、会社や家庭全体で身に付けると、どうなるか?
成長スピードが異様に早まっていく事になります。
しかし、あまりに突飛な考えの為、なかなか理解されず悪戦苦闘中ではありますが。
次回の番外編では、シナリオ上に登場する配役(キャスティング)について
具体例を交えながら説明していきます。
これも、理解すると、凄いことになります。
どうなるかと言いますと、誰がどのタイミングで問題を起こすのかを予想することが出来るのです。
それでは、次回を楽しみにして下さい。
Warning: count(): Parameter must be an array or an object that implements Countable in /home/japanms/www/wp/wp-includes/class-wp-comment-query.php on line 405