人見知りの私が社長になるまで 番外編④

「常識とは、18歳までに身に付けた偏見のコレクションの事を言う」

相対性理論で有名なアルバート・アインシュタインの残した言葉です。
この言葉が指し示すとおり、常識とは、ある意味偏見であり、
時代と共に変わっていくものです。
人生で何かを成し遂げる、あるいは、ビジネスで断トツな成果を挙げるためには、非常識でなければなりません。
ですので、ぜひあなたも非常識に生きてみませんか?
かといって、道端にタバコを捨てたり、人を無神経にキズつけたりして、生きるわけではありません。

では、非常識に生きるとは、どんな生き方なのでしょうか?
それは、常識という名のベールに包み隠された真実を見つける事です。
そして、真実を捉えて生きることです。
その生き方こそが、過去の常識を打ち破り、新しい枠組み(パラダイム)を作ります。

それでは、現在どんな真実が隠されているのでしょうか?
ここで、ベールに包まれた、一つの真実をお伝えします。

これから話すことは、もしかしたら耳をふさぎたくなるかもしれません。
しかし、紛れもない真実なのです。
科学の発達により、現在では様々な事がわかり始めました。
遂に科学は、生命誕生の神秘を解き明かしたのです。
いわば、パンドラの箱を開けてしまいました。
それによって、人類にとって知らないほうが幸せだったかもしれない事が、一部の人間にはわかってしまいました。
それを知ると、人間の根源的に持つ習性とは一体何なのかわかります。
うまく習性を利用すれば、思い通りに人を動かす事が出来るようになるかもしれません。

それでは、真実をお話します。

まずは、遥か昔の事を思い出してください。
高校生の頃? 中学生の頃? 小学生の頃? 物心がついた頃?
いいえ、違います。もっともっと、昔の頃です。
そう、あなたがまだ、一つの卵子と一つの精子だった頃です。
覚えていますでしょうか?……………覚えていたら逆に怖いです。

実は、精子と卵子が演ずるドラマこそが、
人類が根源的に持っている習性が集約されているのです。

どんな、ドラマの末、あなたは生まれてきたのでしょうか?

そこで、あなたに質問します。

「一度に作られる精子の数は何匹でしょうか?」

「一億匹です。」
大正解。 
それでは、次の質問です。

「実は、一億匹いる精子の中で受精できる精子はたったの一匹なのです。では、その他の9999万9999匹の精子の役目はなんでしょうか?」

この質問を聞いて、
「全ての精子が受精できる機能を持っていて、一番早く卵子にたどり着いた精子が受精するの
ではないの?」
「優秀な子孫を残すため、一億匹の精子を競争させているのではないの?」
あなたは、そう思いませんでしたか?
私もそう思っていましたし、どこかで、そのように教わった記憶もあります。
しかし、この説は間違っていることが、科学で証明されました。
よく考えてみればわかる事です。
同じ遺伝子の精子を競争させても意味がないですし、一匹だけの優秀な精子を、自由に泳がせて卵子にたどり着かせたほうが、絶対に効率がいいです。

それでは、9999万9999匹の受精できない精子はなんの為に存在しているのでしょうか?

9999万9999匹の精子は、ウォーリャー精子と最近の科学では言われているのです。
つまり、ウォーリャーとは戦士のことです。戦う精子なのです。
まさに生死(精子)を決して戦う勇者です。

では、誰と戦うのでしょうか?
ズバリ!!他の男性の精子です。同時期に浸入してきた精子を殺す役目なのです。

このことは、何を意味するのでしょうか?

補足として、アメリカのある調査では
「正式に結婚した家庭で生まれる子供の10人に2人は、父親と全く違う遺伝子を持っている」

あまり詳しく説明すると、内容が過激になる恐れがありますので、この辺にしておきます。
あとは、ご自由に考察してください。

この事を深く考察すると、ビジネスに非常に役立ちます。
なぜなら、人間なら誰しもが持っている裏の欲求がわかるからです。

ぜひ、今回の話を参考にして、日々の営業で、非常識な成果を挙げてください。
期待しております。

今号は、前号の続きである、劇場思考におけるシナリオ上に登場する配役(キャスティング)について書く予定でしたが、ついついインスピレーションの赴くままに違う内容を書いてしまいました。

前号の続きは、次号の番外編で書きます。

それでは、次号でまたお会いしましょう!!

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